X(旧Twitter)には、「飲む・飲まない」をめぐる声が毎日流れています。店で選んだ一杯、家族のために用意した飲み物、仕事帰りの付き合い方。週刊シラフXの第3回は、2026年8月17日(月)〜8月23日(日)の投稿を振り返る遡及号です。お盆休みが終わり、いつもの生活へ戻る時期の12投稿をたどります。
今週の3行まとめ
- 冷製らーめんにノンアルTeaカクテル。食事と一緒に楽しむ一杯の報告
- 家族に作る冷やし甘酒と、朝のお弁当。飲まない日常を支える小さな場面
- 断酒200日を祝う交流から、二次会を断る選択まで。それぞれの続け方
※文中のいいね数・表示回数は2026年9月11日時点の数値です。
ノンアル市場の1週間
冷製らーめんと、ノンアルTeaカクテル
らめるさんが8月19日に投稿したのは、四日市の「らーめん 鉢ノ葦葉」での食事の記録です。注文に並ぶのは、冷製らーめんとノンアルTeaカクテル。約360いいね・約2,300表示を集めました。なお、本文に記された訪問日は8月7日で、投稿されたのが今回の対象週です。
麺の食感や魚介のスープを細かく描写する食事の記録に、お茶のノンアルが一品として並んでいます。「飲まないから何を頼むか」に加えて、「この料理に何を合わせるか」という楽しみ方が見える場面でした。外食での選び方には、バーでのノンアル注文ガイドも参考になります。
家の買い置きに、低アルコールとノンアルの両方
mieccoさんの8月19日の投稿は、家飲み用に低アルコールとノンアルの缶飲料を買い置きしているという話。約80いいね・約610表示でした。新しい種類を見かけると買いたくなるという、味を探す楽しさが伝わります。
低アルコール飲料にはアルコールが含まれるため、ノンアルと同じものではありません。その違いを前提に、家の中に複数の選択肢を置いているという点が印象的です。いつも同じ一缶を開ける習慣にも、その日の気分に合わせる余地があります。
ジムの記録と同じ欄に「ノンアル:○」
しまおじさんは、8月22日の生活の記録で、体重、ジムへ行ったかどうか、ノンアルだったかどうかを並べています。約80いいね・約500表示。仕事後に歯医者へ行き、その後ジムへ向かったことも綴られていました。
前日との体重差をノンアルの効果と結びつけることはできません。一方、飲み方を特別な決意として毎回語るのではなく、日々の行動の一つとして記録する方法はよく伝わります。丸を付ける短い欄にも、一日を振り返る役割があるようです。
オルタナティブの1週間
家族に用意した、米麹の冷やし甘酒
Shirokumabeaoさんの8月23日の投稿には、前日に米麹の甘酒を作った話が登場しました。家族のために冷やして用意したもので、本人の説明ではノンアルコール。甘く仕上がった様子を喜ぶ投稿に、約100いいね・約450表示が付いています。
暑い日の飲み物を、家族のことを考えながら仕込む。その具体的な時間が残る投稿でした。体調への効果を示す報告ではありませんが、飲み物を用意することが身近な気遣いになる場面です。選択肢は缶や瓶の商品だけでなく、家で作る一杯にもあります。
断酒・卒酒・節酒のリアル
断酒4日目のランニング、5日目の迷い
ふくさんは8月19日、走るペースを落として距離を伸ばす練習について投稿しました。週末には長い距離へ挑戦したいという話や、食べたほうじ茶ソフトの感想に続いて、断酒4日目と記されています。約330いいね・約2,600表示でした。
翌20日の投稿では、断酒5日目に。お盆明けの週を長く感じること、洗面所の詰まりが取れてうれしかったことと一緒に、毎日飲もうか迷っていると綴っています。こちらは約280いいね・約1,600表示でした。
二つの日記を並べると、継続中でも気持ちが一直線ではないことがわかります。走る日も、休む日も、飲もうか迷う日もある。日数だけでは省略される生活の細部が、記録には残ります。
200日のお祝いに返す、201日目の「ありがとう」
しまのんさんの8月22日の投稿は、断酒201日目の朝の挨拶でした。前日の200日という節目にコメントやDMをくれた人へ感謝し、これからもよろしくと伝えています。約110いいね・約650表示でした。
大きな節目を報告して終わるのではなく、翌日にお礼が続く。その往復が見える投稿です。自分で付けている日数を誰かが見ていて、言葉を返してくれることも、Xに記録を置く意味の一つなのでしょう。
断酒3,362日目の日記は、ヨガでうとうとした話
ゆーかさんが8月22日に綴ったのは、ヨガを受講している最中、心地よくて眠ってしまったという出来事。冒頭には断酒3,362日とあり、約80いいね・約420表示が付いています。
長く続けている人の日記にも、壮大な教訓ばかりが並ぶわけではありません。この日の中心にあるのは、インストラクターに肩をたたかれたという小さなハプニングでした。断酒の日数と日常の話題が、同じ場所に自然に収まっています。
1,107日目の朝に、三人分のお弁当
もみょさんは8月17日、しらふで生きる日々が1,107日になったことと、三人分のお弁当を用意したことを投稿しました。約90いいね・約580表示。月曜日は作り置きが多いので楽だという一言も添えられています。
何日続いたかと、今朝何をしたか。二つが隣にあることで、長い日数にも生活の手触りが出ます。毎日の記録の付け方は、断酒日記のガイドでも取り上げています。
断酒3日を過ごした休日、楽しみは野球観戦
かずおさんの8月20日の投稿では、前日までに断酒3日を過ごしたことが報告されています。この日も仕事は休みで、横浜と智辯の試合を見られることがうれしいとのこと。約70いいね・約610表示でした。
飲まない休日を、別の予定や楽しみと一緒に過ごしている様子が伝わります。3日と千日を超える日数は違っても、その日に何をして過ごすかという日記の形には共通点がありました。
お盆明け、最初の休肝日を過ごした朝
和紙・面創作師の柿元さんは8月19日、前日がお盆休み明け初めての休肝日だったと投稿しました。本人はぐっすり眠って少し寝坊したと振り返り、約70いいね・約400表示を集めています。
これは一晩についての本人の感想で、休肝日の睡眠効果を証明するものではありません。連休の過ごし方から平日のペースへ戻る区切りに、飲まない日が置かれていたという記録です。
二次会を断って帰宅した職人の声
左官屋おやじさんは8月22日、懇親会の二次会を断って帰宅したことを綴りました。本人によると、お酒を飲まなくなって3年8カ月。飲み会の交流自体は嫌いではないものの、休みの日まで仕事仲間との付き合いが続くことや、出費への距離感を言葉にしています。約90いいね・約1,100表示でした。
その一方で、楽しんでいる人を否定するつもりはないとも記しています。誰かの楽しさを認めながら、自分はここで帰る。飲む・飲まないの話が、仕事と私生活の境界や、人付き合いの濃さにつながっていることがわかる投稿でした。
編集後記
今回の12投稿をつないだのは、日常の中にある小さな選択でした。食事にお茶のノンアルを合わせる。家族に冷たい一杯を用意する。三人分の弁当を作り、二次会には参加せず帰宅する。
断酒を長く続ける人も、一日だけ休肝日を置く人も、暮らしの他の出来事と一緒に飲み方を記録しています。「飲まない」という一言の後ろに、どんな一日があったのか。お盆明けのタイムラインには、その違いがよく表れていました。
免責事項
本記事は医療アドバイスではありません。紹介した投稿の内容は各投稿者に帰属し、投稿内容の正確性を保証するものではありません。いいね数・表示回数などの数値は記事作成時点のものであり、変動します。飲酒量や飲み方に不安がある場合は、かかりつけ医、保健所、精神保健福祉センター、依存症専門医療機関、減酒外来などの専門機関にご相談ください。20歳未満の飲酒は法律で禁止されています。