「モクテルを飲みに行きたいけれど、どこに行けばいいかわからない」という声は少なくありません。東京にはモクテル(ノンアルコールカクテル)を専門に扱うバーから、モクテルに力を入れるホテルバーまで選択肢が広がっています。この記事では、2026年7月時点で公式サイトまたは公式SNSから営業を確認できた店を中心に紹介します。飲食店は住所や営業時間の変更、閉店や移転が珍しくない業態です。実際に本記事の取材中にも、渋谷の人気店が閉店して表参道へ移転するという動きがありました。訪問前には必ず各店の公式サイト・公式SNSで最新情報を確認してください。
この記事の要点
- 本記事は2026年7月時点で公式サイト・公式SNSにより営業を確認できた店のみを掲載しています
- 住所は目安として記載していますが、営業時間や定休日は変更されやすいため詳細は掲載していません。訪問前に必ず公式情報を確認してください
- 各店の紹介は「どんな夜に向くか」という編集部の見立てであり、味の優劣やランキングづけは行っていません
- モクテル専門バーだけでなく、ホテルバーやレストランでモクテルを注文するという選択肢もあります
- 実際に渋谷の店舗が閉店・移転した例もあり、飲食店情報は常に変わりうるという前提で読んでください
東京のモクテル専門バー — 公式情報で営業を確認できた店
モクテルやローアルコールドリンクを専門に扱うバーは、東京ではまだ数が限られています。ここでは、公式サイトまたは公式Instagramで2026年7月時点の営業が確認できた店を紹介します。掲載順は五十音・エリアの並びであり、評価や格付けを意味しません。
| 店名 | エリア | コンセプト(編集部の見立て) |
|---|---|---|
| LOW-NON-BAR | 神田・秋葉原 | バーテンダーが作るローアルコール・モクテル専門店。クラシックなバーの空気の中でしっとり過ごしたい夜に |
| 0% NON-ALCOHOL EXPERIENCE | 六本木 | 完全ノンアルコール・ヴィーガン対応のコンセプトバー。非日常感のある空間で気分を切り替えたい夜に |
| SUMADORI Meets | 表参道 | 度数0%・0.5%・3%から選べるカクテルを提供。飲む人と飲まない人が同じテーブルを囲みたい夜に |
| Low Alcoholic Cafe & Bar MARUKU | 自由が丘 | ノンアル・低アルコールのビールやワインを豊富に揃えるカフェ&バー。カジュアルに一人でも立ち寄りたい夜に |
| No. | 代々木上原 | カクテルとモクテルを対で提供するカフェ&バー。お酒を飲む・飲まないを気にせず同じメニューを選びたい夜に |
LOW-NON-BAR(神田・秋葉原)
マーチエキュート神田万世橋内にある、ロー・ノンアルコール専門のバーです。公式サイト(運営会社Orchard Knight)によれば、バーテンダーが手がけるオリジナルのモクテルとローアルコールカクテルを提供しており、クラシックなバーの内装の中で楽しめるのが特徴です。カクテルバーの雰囲気そのままに、アルコールの有無を気にせず一杯を選びたい夜に向いています。
0% NON-ALCOHOL EXPERIENCE(六本木)
2020年に六本木にオープンした、日本初をうたう完全ノンアルコールバーです。公式サイトでは、ハーブやスパイス、発酵素材を使ったノンアルコールドリンクとヴィーガン対応フードを提供していることが案内されています。デジタルデトックスや瞑想的な空間づくりをコンセプトに掲げており、非日常的な雰囲気の中で一杯を楽しみたい夜に向いています。
SUMADORI Meets(表参道)
アサヒビールが手がける「スマドリ」プロジェクトの体験型店舗です。渋谷センター街にあった「SUMADORI-BAR SHIBUYA」「THE 5th by SUMADORI-BAR」は2025年12月28日で営業を終了し、2026年4月3日に表参道で「SUMADORI Meets」として新規オープンしました(公式サイト・アサヒビール公式ニュースリリースで確認)。ドリンクはアルコール度数0%・0.5%・3%から選べる仕組みで、上位メニューの「The Collection」では0%〜6.7%の範囲で度数を調整できます。飲む人と飲まない人が同じ場で違う度数のドリンクを楽しみたい夜に向いています。
Low Alcoholic Cafe & Bar MARUKU(自由が丘)
ノンアルコール・低アルコール飲料の専門ECサイトを運営するMARUKUが、2021年に自由が丘にオープンしたカフェ&バーです。公式サイト・公式Instagramによれば、国内外のノンアルコールビールやスパークリング、ワインを豊富に取り揃えています。専門バーというよりカフェに近い気軽さがあり、一人でふらっと立ち寄りたい夜に向いています。
No.(代々木上原)
カフェとバーが一体になった店で、複合施設「CABO uehara」1階に入っています。公式Instagram(@no.tokyo)によれば、店名を冠した「No.1」〜「No.6」というドリンクシリーズをカクテル版・モクテル版の両方で提供しているのが特徴です。カクテル名に詳しくない人やお酒を飲まない人でも、同じ番号を指定するだけで注文できる設計になっています。友人と一緒に、それぞれ違う度数のドリンクを気兼ねなく頼みたい夜に向いています。
ホテルバー・レストランでモクテルを注文するという選択肢
モクテル専門店以外にも、都内のホテルバーやレストランではモクテルを本格的に開発しているところがあります。専門バーに行くほどではないが、食事や特別な夜にモクテルを添えたいという場合は、こちらの選択肢も検討する価値があります。
ザ・ペニンシュラ東京24階の「Peter」内にあるバーでは、2007年の開業当初からノンアルコールドリンクに力を入れており、2021年以降は「The Zero Proof」という名称でメニューを再編しています。受賞歴のあるバーテンダーが手がけたオリジナルドリンクやクラシックカクテルのアレンジを含む、約15種類のラインナップが用意されています。
グランドハイアット東京では、館内のレストラン・バー各所とグランド クラブでモクテルを提供しており、公式サイトによれば全15種類のうち9種類がホテルオリジナルのレシピです。ヴァージンモヒートのような定番のノンアルコール版から、ボタニカルトニックなどオリジナルの一杯まで揃っています。
ホテルバーやレストランでモクテルを頼む際は、メニューに明記がなくてもスタッフに「ノンアルコールで作れますか」と相談すると対応してもらえることがあります。バー・居酒屋での注文の切り出し方や会話の運び方はバーでノンアルコールをスマートに注文する方法で詳しく解説しています。
モクテルバーを気持ちよく使うためのコツ
専門バーであっても、メニュー構成や価格帯は店によって幅があります。あらかじめ知っておくと安心なポイントを整理します。
まず、価格帯はアルコールを提供する一般的なカクテルバーとほぼ同水準か、素材にこだわる分やや高めに設定されている店が多い傾向にあります。ノンアルコールだから安いとは限らない点は覚えておくとよいでしょう。次に、キャッシュレス決済のみに対応する店や、予約を推奨している店もあるため、公式サイトの支払い方法・予約要否は事前に確認しておくと当日困りません。
また、専門バーの多くはアルコール度数0.0%を明記したノンアルコールビターズやシロップを使う一方で、一般的なバーで従来から使われているビターズには数%〜40%台のアルコールを含むものもあります。完全にアルコールを避けたい場合は、店員に「アルコール0.0%の材料だけで作ってほしい」と伝えると安心です。モクテルそのものの成り立ちや味の設計理論についてはモクテルとは?家で作れる定番レシピ10で解説しています。自宅でモクテルを作る場合の道具選びは本格モクテルの道具と材料、蒸留酒タイプのノンアルコールスピリッツについてはノンアルジン・ノンアルスピリッツ入門を参考にしてください。
よくある質問
東京のモクテル専門バーはどこにありますか?
2026年7月時点で公式サイト・公式SNSにより営業を確認できた店として、神田・秋葉原のLOW-NON-BAR、六本木の0% NON-ALCOHOL EXPERIENCE、表参道のSUMADORI Meets、自由が丘のLow Alcoholic Cafe & Bar MARUKU、代々木上原のNo.があります。いずれも訪問前に公式情報の確認をおすすめします。
モクテル専門バー以外でモクテルは飲めますか?
飲めます。ザ・ペニンシュラ東京のPeterやグランドハイアット東京のように、ホテルバーがモクテルメニューを本格的に用意している例もあります。メニューに明記がない店でも、スタッフに相談すると対応してもらえることがあります。
モクテルバーの価格帯はどのくらいですか?
店によって幅がありますが、一般的なカクテルバーとほぼ同水準か、やや高めに設定されている店が多い傾向にあります。具体的な価格は各店の公式メニューで確認してください。
掲載店が閉店・移転していた場合はどうすればいいですか?
飲食店は住所や営業時間、営業の有無が変わりやすい業態です。実際に本記事の取材時点でも、渋谷にあった店舗が閉店し表参道へ移転する動きがありました。訪問前には必ず各店の公式サイトや公式SNSで最新の営業状況を確認してください。
モクテルバーは未成年でも利用できますか?
店やメニューによります。ノンアルコールを中心に扱う店であっても、バーという業態上、年齢確認や入店条件を設けている場合があります。利用条件は各店の公式情報で確認してください。
まとめ
東京のモクテルシーンは、専門バーからホテルバーまで着実に選択肢が広がっています。ただし飲食店である以上、住所や営業状況は変わりやすいというのが実情です。本記事で紹介した店も、訪問前には必ず公式サイト・公式SNSで最新情報を確認してから足を運んでください。専門バーの落ち着いた空気を楽しみたい夜も、ホテルバーで特別な一杯を頼みたい夜も、アルコールの有無にかかわらず選べる夜が増えていくことが、飲まない選択肢の「格」を上げていくはずです。
参考文献
- LOW-NON-BAR公式(Orchard Knight) https://orchardknight.com/bar/low-non-bar
- 0% NON-ALCOHOL EXPERIENCE公式 https://www.0pct.tokyo/
- SUMADORI Meets公式 https://sumadori-meets.jp/
- アサヒビール株式会社ニュースリリース「『SUMADORI Meets』4月3日表参道にオープン」 https://www.asahibeer.co.jp/news/2026/0313.html
- アサヒビール株式会社ニュースリリース「『SUMADORI-BAR SHIBUYA』移転へ」 https://www.asahibeer.co.jp/news/2025/1201.html
- Low Alcoholic Cafe & Bar MARUKU公式 https://maruku09.com/pages/low-alcoholic-cafe-maruku
- Low Alcoholic Cafe & Bar MARUKU公式Instagram https://www.instagram.com/maruku09_/
- No.公式Instagram https://www.instagram.com/no.tokyo/
- ザ・ペニンシュラ東京 Peter公式 https://www.peninsula.com/en/tokyo/hotel-fine-dining/peter-hotel-bar
- グランドハイアット東京公式「モクテル(ノンアルコールカクテル)」 https://www.tokyo.grand.hyatt.co.jp/restaurants/recommended/mocktail/
免責事項
本記事の店舗情報は2026年7月時点で公式サイト・公式SNSにより確認したものです。住所・営業時間・メニュー内容は変更される場合がありますので、訪問前に必ず各店の公式サイト・公式SNSで最新情報をご確認ください。本記事に広告リンクは含まれません。掲載基準は掲載ポリシーをご覧ください。